世界最高峰の映像体験! 過酷すぎる登山映画「エベレスト3D IMAX」がすごすぎた

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新宿TOHOシネマズで話題の登山映画「エベレスト3D」をIMAX環境で観てきました。周りの感想を聞いていると「マジでヤバい」「IMAX環境はほぼVR体験だった」といった興奮を伝えるものから、「死」という簡潔な1文字まで様々。そこまで言うのなら!と、ある種ハードルを上げた状態の鑑賞だったんですけど、結果=想像を遥かに超える映画体験でしばらく呆然としてしまいました。
 

 

雪山やべぇぇぇぇ!!
 
「生」と「死」が立体的に襲ってくるぅぅ!
 
僕はそこそこの登山好きなんですが、漫画「岳」や「孤高の人」、「神々の山嶺」といった作品の大ファンでもあります。どの登山漫画も行き着く先はエベレストであり、K2であり、そして「生と死」を必ず描いている。シンプルな道筋。多分にもれず「エベレスト3D」も事実に基づいたストーリーで、行き着く先は「生と死」の表現です。
 
圧倒的な迫力でエベレストの風景を切り取る3D映像、風や吹雪の凄まじさを観客に植えつけるIMAXシアターの音響、さらに俳優たちのリアリティのある演技力…まるで目の前で起こっている現状かのような錯覚を与えるほどに生々しかったです。バーチャルリアリティっていう例えも超納得。
 
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映像美に関しては、山の輪郭や稜線、クレパスの奈落の底に落ちる感覚、絶望と隣り合わせの断崖絶壁のチン寒感など、ハリウッド映画ってここまできたんだなと心底感動しました。ここ数年、映画おもしろすぎない? そもそも、こんな映像どうやって撮るの? どこからどこまでCGなの? まぁ、疑問は尽きないのでパンフレットも買いますよね。
 
さらに人間の脳はおもしろいもので、前述の名作登山漫画(岳、孤高の人、神々の山嶺)のラストシーンを今回の映像で補完することに成功しました。三歩も、加藤文太郎も、羽生も、この厳しい環境に身を置いていたのかと想像すると、もう一度全作品読み返したくなります。雪山には絶対登りたくないけど、ここまで人を駆り立てる魅力が山にはあるんだよなぁ…。冷めた目線でいえばこんな危険な環境に身を投じて、そりゃ自業自得だろ!って感覚も頭によぎるし。だが、そこがいい。
 
なんにせよメメントモリ的な「死を意識して生が輝く」要素に弱い人は必見ではないでしょうか。そして時間を作ってでも新宿TOHOシネマズのIMAXシアターで観て欲しいです。ここでしか得られない体験にお金を使うべき! 2500円もするけど!
 
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あと、ジェイク・ジレンホールの存在感が際立っていて最高。いい顔してるよなぁ。
 
 

●おもしろい登山漫画といえば 

岳(18) (ビッグコミックス)

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孤高の人 17 (ヤングジャンプコミックス)

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神々の山嶺 全5巻セット (集英社文庫―コミック版)

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