【超主観】多忙な社会人の皆さま、最近オススメの漫画(5巻以内)を6作品挙げますね

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小学生時代、ご飯代(500円)の大半を古本の漫画に費やしていた者です。20歳そこそこで3000冊以上の漫画を保有していたのですが、空前の貧乏ブームで大半を売り払い(後に後悔!)、今では厳選した500冊ぐらいを本棚に詰め込んでいます。

そんな漫画好きとしての説得力を懸命にアピールしてみましたが、多忙な社会人になってしまうとゆっくり漫画を読む時間もなく、「新しい漫画が全然わかんねーよ!」とお嘆きの方も多いのではないでしょうか。僕もピンポイントで何とか抑えていますが、読みたい漫画が多すぎて多すぎて、同時に映画やゲーム、アウトドアなどなど、趣味のシーソーゲームには事欠きません。

とりあえず「コレだけは読んで欲しい!」という超主観の最近でオススメの漫画を6作品挙げてみました。金玉は2個で十分だけど、オススメの漫画は何個あっても足りない。さらに集めやすいよう既刊5巻以内という縛りを設けたので、本屋で気軽に大人買いしてみてはいかがでしょうか。

 

 ●BLUE GIANT / 石塚真一(4巻まで発売中)

BLUE GIANT 1 (ビッグコミックススペシャル)

BLUE GIANT 1 (ビッグコミックススペシャル)

 

登山漫画の名作『岳』を描き切った作者が、次の題材に選んだのはジャズ。主人公・宮本大が世界レベルのサックスプレイヤーになるまでを描く展開なんですが、静的表現の漫画にも関わらず、生楽器の臨場感や迫力が瞬間的に切り取られていて鳥肌が立つ。抽象的な表現だけど、石塚先生はとにかく漫画が巧いんですよね。登場人物の表情に感情が宿っているというか。若者の成長潭としても一流で、努力を重ねることの大切さも詰まっている。登山にしろジャズにしろ、自分が本当に好きなモノを表現に落とし込んでいるのが良いんでしょうね。アニメ化が待ち遠しい作品。

 

●テンプリズム / 曽田正人(2巻まで発売中)

テンプリズム 1 (ビッグコミックス)

テンプリズム 1 (ビッグコミックス)

 

め組の大吾』『昴』『カペタ』など、競技性を突き詰めた中での“天才”を描くのが超絶巧い曽田正人先生。新作は初の試みとなるSFファンタジーなんですが、キャラクターや設定で「コレぞ!」という要素はまだ感じられないものの、丁寧な作風とこれまでの実績から期待値が高いです。「この設定や伏線をどう回収するの?」というワクワクが止まらない。ちなみに『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』を手がけた編集者・佐渡島庸平さん(株式会社コルク)が関わっていることもあり、画期的なプロモーション方法にも注目しています。

 


曽田正人「テンプリズム」× HOWL BE QUIET - YouTube

 

漫画のプロモーションで、こんな作り込んだダイジェストムービーを用意するのがすごい。デジタル化にも力を入れていて、公開されたばかりの公式サイトでは全話試し読み可能(2月2日まで)。3巻収録の話も読めるんですが、僕はコミック発売まで待ちます。好きな漫画はまとめて読みたい派!

 

●オケラのつばさ / のりつけ雅春(2巻まで発売中)

オケラのつばさ 1 (ビッグコミックス)

オケラのつばさ 1 (ビッグコミックス)

 

ゆるいギャグ漫画『アフロ田中』 シリーズ(全40巻)が大好きなこともあり、新作の『オケラのつばさ』も挙げさせていただきました。イケメン×金持ちというハイスペックな主人公が、事故をきっかけに貧乏神に取り憑かれて奮闘する話。設定は奇をてらわずとも、安定感のある「間」や「表情」でテンポ良く読めるのがイイ! 特筆すべきは、作者のスケベ視力(3.0)が光る女の子の描き方ですね。エロ(フェチ)のバリエーションが豊富。青年漫画の王道を突き進んでるのが素晴らしいなと思います。

 

●僕のヒーローアカデミア / 掘越耕平(2巻まで発売中)

僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス)

僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス)

 

おじさんとなってしまってからというもの、少年ジャンプの総入れ替えターンを経て読んでいたのは『ONEPIECE』『HUNTER×HUNTER』『トリコ』だけ。新世代の人気作が生まれても「なんかねぇ…」と懐古厨化しつつあったんですが、『僕のヒーローアカデミア』は久しぶりにズドーンのジャンプの王道に則った良作で感動しました。いじめられっ子の少年が憧れの伝説のヒーローから能力を授かって、勇気・努力・根性で困難を打ち破っていくって完璧じゃないですか。バトル漫画に寄り過ぎないラインで続いて欲しい。

 

●かくかくしかじか / 東村アキコ(4巻まで発売中)

かくかくしかじか 1

かくかくしかじか 1

 

東村アキコの作品は全部持っているほど大好きで、勝手に女版・手塚治虫と崇めています。その理由は筆の速さ。同時に3作連載とか続けてるのこの人だけじゃない? 現在は『海月姫』『東京タラレバ娘』『かくかくしかじか』の3作品なので怪物だこれ。その怪物たる所以が、この自伝的エッセイ漫画の本作で明かされてるというわけです。

美大生あるあるを詰め込み、若者特有の実行力の無さ、誘惑に対する弱さ、信頼している人を結果裏切ってしまうツラさなど、ジーンと読み込んでしまうエモさがたまらん。恩師の先生はどうなるの……。個人的には東村アキコ史上1位になるかもしれません。あと、30代女子(未婚)のあるあるを鋭く切り込んだ『東京タラレバ娘』も最高なので合わせてどうぞ。芯をえぐりすぎてる。怖い。

 

●ゴールデンカムイ / 野田サトル(1巻のみ発売中)

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

知人のオモシロ漫画発掘先生に教えてもらって買ってきたばかりなのですが、『テラフォーマーズ』や『進撃の巨人』の第1巻を読み終えた後の高揚感を思い出しました。めちゃくちゃ面白い!! 傑作の予感しかない!!

舞台は気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期。日露戦争という死線を潜り抜け『不死身の杉元』という異名を持った元軍人・杉元は、ある目的の為に大金を欲していた…。

一攫千金を目指しゴールドラッシュに湧いた北海道へ足を踏み入れた杉元を待っていたのは…網走監獄の死刑囚達が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりだった!!?

雄大で圧倒的な大自然! VS凶悪な死刑囚!! そして、純真無垢なアイヌの美少女との出逢い!!! 莫大な黄金を巡る生存競争サバイバルが幕を開けるッ!!!!

 1話から出し惜しみナシ。海外ドラマ『プリズンブレイク』的な設定の妙に掛け合わせた「冒険活劇」「サバイバル知識」「アイヌ民族の技術」「グルメ表現」などの要素が、無理なくひとつの作品に収まってるんです。キャラも生き生きとしていて、構図や描き込みにも熱量が詰まっている。おもしろすぎー! 3年後にタイムワープして続きを一気読みしたい。しかし、便利な時代ですね。今なら公式サイトで3話まで試し読みできるので急げー!!

 

ちなみに「野田サトルって誰なのー!?」と思って調べたら、前作のアイスホッケー漫画『スピナマラダ!』も評判良よすぎてビックリ。Amazonのレビューが満点ばかり。明日買うかもしれません。

 

 

●10巻未満のオススメ漫画も羅列しときます

王様達のヴァイキング 1 (ビッグコミックス)

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イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)

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ワンパンマン 01 (ジャンプコミックス)

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インベスターZ(1) (モーニング KC)

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ボールルームへようこそ(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

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現場からは以上です。