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長野黒姫山登山 - 初心者死亡www 往復10時間のストイック山行で辿り着いた結論とは…

体験 登山

これが何の写真か分かりますか。初登山経験にして往復10時間のハードな山行の渦中にいる男の姿です。写真から疲労感がビシビシ伝わってくるのも無理がありません。ここは長野県にある標高2053mの黒姫山。斑尾山、妙高山戸隠山飯縄山とともに北信五岳に数えられているはずなのに、この日登った過程で出会ったには約10名程度…。

人気なさすぎるだろー!!


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朝8時。結果的に無謀な登山となってしまった体験に連れて来られたのはオモコロのメンバー。普段から無理を生業として、さまざまな企画を形にしてきた男たちです。例え登山初心者が過半数を占めていても、気合いで何とかなるかなって。出発するまではそう思っていたんです。




序盤は良かったなぁ。天気にも幸い恵まれて、長野の大自然を突き進む感覚は探検そのもの。一体どんな体験が待っているのか? 足取りは軽く、メンバーの口数も自然に増えて、登山の魅力がギュッと詰まってた。序盤に詰まりすぎたのかなぁ。





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登ること約4時間半。連日雨が降っていたせいで足下のぬかるみが尋常じゃなく、登山靴があっというまに泥まみれになっていきます。足首まで浸かりそうなぬかるみ。お前はマドハンドか。また、代わり映えのない景色が続き、急な坂が1時間半続いたあたりで全員が全員、悲壮感漂う顔面でただただ進行していました。楽しさゼロ。会話ゼロ。疲労はとっくにマックス村井ちゃんです。



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冒頭の1枚でMr.疲労感の名前を欲しいがままにした原宿さんは、山頂まで残り1時間のところで一回死にました。前日の酒が残っていたこともあり、体調はグズグズ…。運動不足の化身として日々過ごしている彼にとって、この行程は地獄にも等しい時間だったのではないでしょうか。何度か登山している僕でも、これは疲れました。初心者の登る山ではない…??



しかし、この男は違います。小学生の時から何度も登っていて「余裕っしょ!」と、満面の笑みで話し続ける吉原ゴウ。小学生の頃は、上半身裸&裸足で1年中過ごしていた半分原始人です。生温い都会で暮らしていて、その中でもエリートクラスの不健康体が集まったオモコロメンバーには「余裕」の二文字は存在せず、ただただ「必死」の二文字を背負い登り続けました。生きる能力が低すぎる。


とはいえ、尾根に辿り着いたときの景色は雄大な長野の自然を感じることができて「うわあああああああああああああああああ!!」とテンションが上がりました。ただ、この感動ポイントが少なすぎる! 1時間に1回欲しい!! 


どんだけストイックな山なんだよ!!



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ほぼ死に体の状態で何とか黒姫山登頂成功! いやー、長かった。標高差1200mぐらいあるのかな。初心者で行く山ではなかった。去年登った男体山もツラかったけれど、黒姫山もなかなか…。ただ、過去苦しんできた膝の痛みはほぼなくて、しょぼいなりにも登山を続けてきた経験値が少し出たかなと。



「山頂で食うメシは何でも美味い」が定説にも関わらず、人生で一番疲れた原宿さんの表情には五感が一切感じられなかった。ただただ身体を休めることに集中。生き甲斐を失った老人にも見える。しかも、山頂の景色はガスってほとんど何も見えず…。あまりにも残念な雰囲気が漂ってました。山頂ってもっと達成感に包まれて、和気あいあいとするもんなんだけどな…おかしいな…。


ここで出会ったおばちゃん。定年退職後、2日に1回の頻度で長野の山を登り歩いている豪傑らしく、山頂に着いた途端に「全然あかんわ、この山。足下は悪いし、虫は多いし、景色は最悪だし…。今まで登った中で断トツでワースト1やわ!さっさと下山しよ!」とまくしたててマジで下山しましたからね。こんなことはいいたくないけど、ど…どんだけ〜!!?










で、まぁ、登った分を下山するんですけども、登りで体力を使い果たしたご一行は身体ボロボロですよね。特に原宿さんはとっくに限界を越えていたので精神力だけで歩いていました。最終的には顔がシワシワになって歪んでたし。梅干しの精霊か。




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日は暮れてしまったけど、無事に下山することができました。いやー、マジでキツい登山だった。まぁ、楽な登山なんて一度もなかったんですけども。僕の登山レポートは基本的に「ツラい!」「膝痛い!」しか書いていないので、全く実用性がありません。割と検索流入が多くて恐縮です。ただ1つだけ言えます。

初心者は黒姫山を避けろ!


以上、現場からでした。





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