サシ飲みシリーズ 第14弾「桃山商事 清田隆之さん」

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こんにちは、サシ飲みシリーズのお時間です。えー、バーグハンバーグバーグの柿次郎を名乗り続けて約1年半が経過。最近異業種の方々にご挨拶させていただく機会が多いんですけど、「え、バーグハンバーグバーグ?ハンバーグ屋さんですか? え、柿次郎さん?本名ですか?」という展開に大体なります。


申し訳ないことにツッコミ所が多すぎて、相当困惑されるんですよ。お互い困る。しかも、本名じゃないですからね。本名は洋平ですからね。全然柿次郎じゃないんですけど、東京では9割方それで通っているので、今後も皆さんを欺いて、それでも生きていこうと思います。


◉すれ違いの純情の果てに生まれた感情…


さてさて、僕が気になる方をお誘いして、相手の尻を三日三晩舐め続けるこのシリーズも14人目。今回のお相手は、桃山商事代表の清田隆之さん。編集プロダクションのBLOCK BUSTERさんからこの度独立されて、新天地で頑張っていくぞ!というタイミングでのサシ飲みとなりました。


元々細い繋がりはあったんですけど、がっちり喋ったことがなかったんですよね。とある仕事で偶然再会し、「最近どうっすか?」という世間話から盛り上がり、3度の予定調整のすれ違いを経て…!(僕が風邪引いたり) 古着だけで経済が成り立っている“下北沢”の居酒屋「都夏」で遂に邂逅。T-BOLANの「すれ違いの純情」ってこういう意味だったんだなぁと。心のカウパーで溺死しそうになり、「早く抱かせてよ!」とマクドナルド前で悶えていました。



遊んで暮らす コレジャナイ仕事術

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清田さんが手がけたザリガニワークスさんの書籍


僕も前職は編集プロダクションなんですよね。同時にお笑いポータルサイト「オモコロ」で活動していたり、怖い人たちの圧力に屈した日本語ラップWEBマガジン「COMPASS」を立ち上げたりなど、文化的にはWEB表現にかなり偏ったタイプ。一方、清田さんは大学在学時代から友人同士で紙媒体を作り始めた経緯があり、BLOCK BUSTER立ち上げ後も紙の仕事をメインにやってきたとか。実はライター・編集といってもWEBと紙では、やっぱり性質(表現方法や手段など)が相当異なるんです。


例えば、紙の文脈はWEBに置き換えられない。逆に、WEBの文脈は紙に置き換えられない。どこかお互いに羨む部分もあるんですよね。僕はライター・編集という職業を極めることはできませんでしたが、清田さんは紙の世界で生きる決断をしていて、すごくかっちょいい。ときに職人的な顔をチラチラ見せたりさ…。ちょっと、早く抱かせてよ…!!


そんな清田さんと話していて強烈に感じたのが「同じオカン体質の人だ!」ということ。オカン体質とは、男社会の中で必然的に生まれる“細かいところを気にして調和を求めるタイプ”です。ほら、皆さんの身近にも居るでしょう?


カップラーメンばかり食べていたら「そんなんばかり食べてたら身体壊すよ!野菜食べ!」、使用済みのコップが溜まっていたら「自分で使ったコップは責任持ってちゃんと洗いなさい!」など、口うるせーヤツ! ええ、これ全部、僕なんですよ。清田さんもこのポジションに近かったらしく、その共通項の盛り上がりがすごかった。4人掛けテーブルでララパルーザ状態でした(揺れる厚焼き玉子)。「組織にとって絶対必要な存在だけど、やって当たり前と思われて評価されにくいよね!」みたいな。おいおい、これって世の中の奥さん方が抱えてる不満と同じじゃねーか!っつうね。



◉男の“俺物語=エゴ”に気をつけろ!


さらに清田さんの話はオカン視点だけに止まらず…。恋バナ収集ユニット「桃山商事」を長年やっていて、そこで培った女性目線の恋愛談を定期預金みたいに貯め込んでるとか。そんな恋愛のプロ視点から導き出した重要キーワードが「俺物語」です。男という生き物は、とにかく自分の“俺物語=エゴ”を押しつけるもんだと。相手のために尽くしてきたと思い込んでいる男性…一方で突然気持ちが絶対零度に到達して別れを決めた女性など…。別れ際の男女って、気持ちの落差が野茂のフォークぐらいエグいじゃないですか。


例えば、普段は人混みのヤバい場所には絶対連れて行ってくれない彼氏が「もうすぐ記念日だから、あいつの好きなディズニーランドに連れて行ってやるか」と、サプライズ目的で強引に彼女を連れて行くとします。付き合ったばかりの初々しいカップルや子ども連れの家族など、平和な雰囲気に満ちたディズニーランドへ到着。彼氏は「ほら、お前の行きたかったディズニーランドだよ」と告げるんですけど、彼女は「え、なにこれ?何で急に連れてくんの?ふざけないでよ!!」と大激怒するんですよ。喜んでもらえると思い込んでいた彼氏は唖然。その直後「テメェ、せっかく連れて来てやったのに、その言い草はなんだ!」と、顔面をボコボコに殴って立派なDV男が誕生…という救いの無い話が出来上がりました。では、何が問題だったのか? 


女性目線に立つと答えが見えてきます。そもそも彼女は、一週間前から「寒かったら膝掛けを持っていこう」「買ったばかりのワンピースを着よう」など、ディズニーランドに行く“準備段階”も体験の一環だと捉えているんです。その準備段階を飛ばされた彼女からすれば、「テメーの自己満足を押しつけてんじゃねーよ! 記念日に乗っかってこの仕打ちかよ、チンポコ野郎!」と激怒して当然。“男のロマン”なんて言葉は、男が過剰に作り出す“俺物語”を正当化しているに過ぎない…そんな悲しい真実が見え隠れやしませんか? これは「それほど女性と男性の考え方は違うんだよ?」という清田先生の教えなのですよ!!


はー、長かった。この話が面白すぎて、普段の飲み会で喋り散らしてたんですけど、文章で伝わっているのか若干の不安がありますが…。この「俺物語論」は、ビジネスにも置き換えることができるので超万能です。女性を交えて話し出すと、必要以上にヒートアップして死人が出るかもしれません。マヤ文明が滅亡したのも「俺物語」が関わってますからね。怖い、怖い。


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最後に帰り際の話。お互いにガンガン喋り続けて盛り上がった結果「サシ飲みはぶつかり合いのセックスだね!」という結論に至りました。つまり、もう一度飲みたい(=セックスしたい)と思わせられるかどうか。この言葉は今後のサシ飲みシリーズにとって大きなきっかけになりそうなので、清田さんには再度抱かれたいな…と思っております。というわけで清田さん、最高なお話ありがとうございました! また強く抱いてください!


<清田さん関連リンク>
◉二軍ラジオ
http://nigunradio1000.seesaa.net/

◉都夏(エエ店!)
http://r.gnavi.co.jp/g203600/



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